ひとり分析

やんぼー

2011年04月05日 00:21

大阪の2-3ゾーンディフェンスはかなり洗練されたディフェンスですがそれを崩したキングスのオフェンスについて考えてみました



(本文と画像は関係ありません)
シューター勢の画像が少なかったんですが、こんな物で。

大阪のゾーンが崩れた要因がキングスのアウトサイド陣の充実。早いパス回しで左右に振り分ける事でゾーンを揺さぶります。マークマンが遅ければすかさず3Pシュートの餌食です。実際、キングスは土曜日12本・日曜は10本の3Pを沈めています。得点の1/3を外角シュートで決めてくるわけですから守っている側からするとディフェンスを拡げざる得ない状況になります。ここで効果的だったのが幅のあるスニード。ゾーンが開いているのでインサイドの自由が利く事でスニードの幅が生きたと思います。昨年あれだけ苦しめられた大阪ゾーンを崩せたのは今年のキングスは3Pが相当脅威だったという事だと思います。

ディフェンスもマンツーだけでなくゾーンを布いたりしてましたがこれも良かったと思います。ディフェンスがオフェンスの起点になっているという点で考えるとディフェンスのプレッシャーを高めてターンオーバーを誘う事に成功するとオフェンスはとても容易になります。キングスもターンオーバーの多いチームではありますが自滅型のターンオーバーではなく、強固なディフェンスからのターンオーバーは本当に効いてきます。このボディブローのようなディフェンスを遂行したのが日曜の圧勝に繋がったんだと思います。

今シーズンは前半戦から成績がついてこない状況で心配が多かったんですが、ここに来て最強の布陣になりました。プレイオフ沖縄開催は間違いないと踏んでますので一安心です

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